院長挨拶
私はこどものころ伝記が好きでした。戦国武将や幕末の志士の話に夢中になる一方、シュバイツァーや野口英世にも憧れ、大きくなったら医者になろうと思いました。
中学生になって、ちょっとむずかしい新書など読むようになったころ、松田道雄さんの『私は赤ちゃん』『私は二歳』などを手にし、小児科医を志しました。
その後そのような志を立てたことなど忘れていましたが、なぜか大学進学にあたっては医学部を選んでいました。また大学を卒業して進路を決めるときも、迷わず小児科を選びました。今は天職だと思っています。
経歴にも書きましたが、大学の教官として10年余り、京都市立病院で15年余り過ごしました。その間、入院が必要なこどもの治療、小児腎臓病の管理と治療、若手医師の教育に携わってきました。その経験を地域での診療に生かしていきたいと思います。またこの間、京都府医師会の学校検尿事業委員会委員長、学術生涯教育委員会副委員長、学校保健委員会委員、小児救急対策特別委員会委員長なども務め、病気の治療だけでなく小児の健康の維持にも大いに関心を持ってきました。保健センターに移ってからは、公衆衛生の大切さを改めて痛感しました。
今後はこどものころからの志望であった「町のお医者さん」として、公衆衛生の向上と住民の健康な生活を確保するよう努めたいと思います。
院長経歴
昭和53年 | 京都府立医科大学卒業 |
研修医・修練医・関連病院勤務を経て | |
昭和60年 | 京都府立医科大学小児科助手 |
平成2年 | 京都府立医科大学小児科講師(学内) |
平成8年 | 京都市立病院小児科部長 |
平成23年 | 京都市山科・伏見保健センター長 |
平成27年 | 川勝小児科内科医院開設 |
医学博士・日本小児科学会専門医・日本腎臓学会専門医指導医
所属学会:
日本小児科学会・日本腎臓学会・日本小児保健学会
日本小児腎臓病学会・日本小児感染症学会・日本小児外科学会